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[特集] 40代きものライフリポート @子どもの晴れ舞台


働く40代、こんなふうにきものを楽しんでいます♪


子どもの晴れ舞台は、私も晴れ舞台!
めいっぱいのお洒落をしようか、でも主役は子どもよね……?
適度な「ハレ」感を出すおきものをどう楽しみましょう。


◎卒業式のきもの選び
卒業式のお母様に求められるものは、脇役的な控えめな要素。
地域柄にもよりますが、スーツのお母様も多いため、控えめな色の色無地や訪問着が良いです。
上品で明るすぎない色合いのものが好感度が高いでしょう。



◎入学式のきもの選び
こちらも主役は子供達なので、控えめが望ましいです。
しかし、「入学」という晴れ晴れしさと4月の日差しの明るさから、卒業式よりもずっと綺麗で華やかな色柄が受け入れられます。
立春を過ぎる頃は、どんどん日差しが明るさを増す時期に当たるので、卒業式と入学式は日にちにそれほど間が無いにも関わらず、ふさわしい色合いが変わってくるのです。
そんな色合いをもった訪問着や付け下げ、色無地がお勧めです。



◎七五三のきもの選び

お母様    主役はお子さんなので、お母様は一歩引いた訪問着や色無地が良いです。

女の子三歳  四つ身三歳のおきものは、大人用の反物の仕立てとは異なり身幅、着丈が短いです。
       色出しから色決めまで、お子様と一緒に一年以上前からおつくりになることをお薦めします。

男の子五歳  男の子の七五三は1回だけだけなのでとても重要。
       家紋や、育って欲しい姿を織り込んでおつくりになる方が多いです。

女の子七歳  大人になっても着られる、一生もののきものを作ることができます。


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◎MKさんの入学式

青が好きなMKさんは、滝沢晃の春らしい水色の訪問着「サルトリイバラ」をお召しになりました。
ふわっとした雰囲気を、となみの帯が引き締めています。

 

 

            


◎Yさんの入学式
お肌の色にも合う明るい黄色の色無地をお召しのYさん。
入学式におきものでいらしたお母さんはYさん一人だったそうですが、この上品さであれば浮きません。


 



◎YKさんの入学式
卒業式・入学式に参加するお母さんはほぼ同じ顔ぶれが揃います。
「同じものを着るのはどうかしら……」ときもの人ご相談くださったYKさんのコーディネートです。
卒業式は、お持ちだった滝沢晃の訪問着をお召しになり、桜舞う入学式用にピンクの江戸小紋をお求めになりました。
 

 

            

◎SSさんの卒業式、入学式
「持っているものを生かしつつ、かっこよく決めたいです」ときもの人にご相談くださったSSさん。
卒業式にグレーの江戸小紋を、入学式にピンクの色無地と、時期にもぴったりのコーディネートでお召しになりました。
このようにかっこいいお母さん、いいですね。      詳細は、こちら
 

 

                                                         江戸小紋                  色無地



◎KSさんの七五三
5歳の息子さんの七五三を、家族全員きものでお祝いをしました。
息子さんは背中に子どもの龍、お父さんは背中に大人の龍。
お母さんは滝沢晃の華やかな訪問着「舞香花」を、そして2歳のお嬢さんはお母さんが若い頃に着ていた絞りのきものを洋服にお仕立てして。
大変思い出に残る七五三となったことでしょう。     詳細は、こちら