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■江戸小紋の第一人者 藍田正雄作品展
説明文: 藍田正雄の江戸小紋
江戸小紋は、様々なものが市販されています。
しかし、品質と価格に大きなばらつきが有ります。
価格は、10倍も違うことも有ります。
品質は、一見したのでは、よくお分かりにならないかもしれません。
しかし、型紙の使い方や大量生産かどうかなどで
手間と時間のかけ方が大きく異なり価格も異なってきます。
江戸時代からの伝統的な手法で
本物の手づけで作られた下記の作品をご覧下さい。
味わい深い作り手の心がこもる技の世界です。
▼最高の江戸小紋
http://kimono-bito.com/gds/0131/
▽藍田正雄作 縄のれんにツバメ
http://kimono-bito.com/gds/0131/002034.htm
▽深山染めぼかし
http://www.kimono-bito.com/z-51228edokomon/index.htm
▽黒
縞
http://www.kimono-bito.com/z-51228edokomon/index2.htm
■江戸小紋染めの難しさ
江戸小紋で染めるには、2つの大切な腕が必要です。
型紙と染め師の腕です。
◎型つくりの難しさ
江戸小紋で使う型紙は、伝統工芸士と呼ばれる人たちが作る事も
多く
日本伝統技術として伝えられる匠の技でも有ります。
渋紙(しぶがみ)という紙を使い、
型を彫るための刃金は、その都度自分たちで作ります。
特に細かい柄の場合は大変です。
たとえば、鮫小紋と呼ばれる小さな水玉模様は、
渋紙をキリで上からギュ!と押して小さな穴を開けます。
その小さな穴は、丸い形がきれいな形をして均一で、
きっちりと丸く切れている必要が有ります。
しかし、キリは何回も使っていると減ってきます。
それに、こんな小さな穴をあけるキリは市販されていません。
ですから、職人さんは刃金を買ってきて、キリを自分で作ります。
そのキリを使って穴を1つ1つ開けて行きます。
しかし!バット!but!
そのキリは、何回も使っていると先がすりへってしまいます。
そのキリの穴の大きさと同じキリを作ることは出来ません。
だって、江戸小紋の型は、「全て同じ」ことが求められるのです。
大きさも形も、少しも違うことは許されないのです。
だって、江戸小紋なんだもの!
江戸小紋は、そんな整然さが命なんだもの!
だから、1本のキリで同じ形を作れるだけの
穴しかあけません。
つまり、広い面積の型を作れないのです。
型紙は、約38〜39cmの反物幅で
長さは、4寸(約16cm)です。
■染め師 小紋師 のこと
江戸小紋を染める小紋師にとっても、型紙の大きさが大きく影響
します。
小紋師は、へらを使って型付けをします。
そのへらを均一に手で動かして染めます。
しかし、その手加減で染まり方が異なってはいけません。
染める手の範囲が型紙の彫れる範囲でも有ります。
江戸小紋の染めは、「全て同じ」ことが求められます。
色も染まり具合も、少しも違うことは許されないのです。
だって、江戸小紋なんだもの!
江戸小紋は、そんな均一さが命なんだもの!
だから、染める人も広い面を一気に染めたりしません。
手を動かして丁寧に染められる大きさの型紙を使います。
それが、ちょうど昔ながらに伝えられる型紙の大きさでも有ります。
その小さな型紙を使って、何回も染めます。
でも、狭い型紙を使いますから、その型紙の型つぎが必要です。
そして、型のつぎめを綺麗に直すことが必要になります。
1反約13mの反物を約16cmの型紙を使って何回も同じように
染めるには、80回以上も型を動かしてその型つぎを直すことが
必要です。
ちょっと気が遠くなる作業です。
でも、そううやって染めます。
そんな染め方が、昔ながらの「手付け」と呼ばれるものです。
「手付け」されたものは、深いぬくもりが有ります。
作り手から何か伝わって来るものがあるのです。
最高の腕を持っていて深い味わいを作り出す藍田正夫には各種の
褒賞と賞賛が贈られています。
■最高の平成の小紋師 藍田正雄先生の経歴
群馬県 重要無形文化財保持者
日本工芸会会員
文化庁長官賞受賞、朝日新聞社賞受賞、日経新聞者賞受賞
三笠宮百合子殿下 伝統工芸文化賞
1998年には、天皇皇后両陛下に江戸小紋深山染めを実演公開し
それを行ったのは、江戸小紋としては藍田正雄だけです。
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