『次は、袋帯を使ってみましょう!この江戸小紋に袋帯を合わせると、ぐぐっと!豪華になりますよ。
ほら?これが稲垣さんが好きな帯ね?こんなに雰囲気が変って、素敵でしょう?これだったら、セミフォーマルなパーティとかかなり豪華な集まりに、とても高いオシャレ感を出して出席できるわね?』
「わあ・・・っ、ホンとですねえ。いい感じい・・・っ!」
『この江戸小紋は、シンプルな色合いだから、色んな応用、展開が効くのね。こんなきものを持っていると、同じおきものとは思えないほど、楽しめるのよ。』
『この帯は、また違う雰囲気でしょう?これもとっても素敵です。でも、これ位の帯になると、フォーマル度が高くなるので、紬の江戸小紋には合わないの。
この格合わせが、きっとみなさんにとってはとても難しいと思います。』
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