義弟がグアムで挙式し
2月にレストランで親族中心のの披露パーティに参加する予定です。
嫁入り時に和裁士の母に仕立ててもらった着物と帯が数点あるので
その中から選んで着て行こうと思っているのですが、 着物は成人式の振袖以

来着たことがありません。


手描きの小紋が華やかでよいかと思っているのですが、 手持ちの帯との
組み

合わせ方が全くわかりません。


 

登志子様のがお手持ちのお着物と帯の画像をまずお送りいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

当日、お持ちのおきものと帯をご持参いただきました。
実際におきものを当てていただくことで、 お好みやお顔映りをご自分で

納得していただきました。

登志子様がどのように見られるのか?
どのようにすれば、登志子様らしいかをご一緒に検証して行きました。

また、きものや帯、それぞれの性格を分析して、用途をご説明し、 お似合いの

度合い、ご利用シーンに合わせて、こんな風に使ってくださいというアドバイスを

させていただきました。

 

こちらが最初着用しようと思っていた華やかな小紋です。

 

 

とてもお似合いなのですが、 ドレスコードが礼服でないパーティーとはいえ
ちょっと軽すぎる感じがいたしました。

かといって

 

 

の訪問着では格が高くこの場合のパーティーには釣り合いがとれません。

ということで

 

のフォーマルすぎないピンクの刺繍の

付け下げ調の訪問着にしました。

このピンク色はお顔映りが良いのです。

また、帯で色んな雰囲気を表現することが出来ます。、

また帯はこの中では一番気に入ってるとおっしゃる

 

   

 

黒い正倉院文様の袋帯になりました。

お持ちの帯の中で、この帯が一番登志子様らしいのです。

帯は一番個性を表現する部分ですから

その方らしさがあることが必要です。

この帯のモダンさと若々しさが合います。

しかし、ピンクのきものとこの帯だけでは

少しだけさわやかな若さとモダンさがまだ足りません。

その点を、水色と金の平の帯締めで

表現しました。

この帯締めが全体の着姿を決めています。

この帯締め1本で、登志子様の若さや明かるさが出ていると思いませんか?

帯の格調高さが、グアムのレストランでも

素敵に見えることでしょう。