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お母さんのきものを着ましょう! 4

 

 

亜紀ちゃんの十三参り(十三詣り)

 

亜紀ちゃんは、身長120cmで小学校2年生です。

お母様が、お嬢様の十三参り(満12歳)のきものを作りたいとおっしゃいました。
そして、小学校6年の卒業式で、はかまの下にも着せたいと希望されました。

このおきものを、「似合うきもの作りの天才 滝沢晃先生」に
おあつらえで作っていただくことになりました。

■亜紀ちゃん、滝沢先生に会う!

ある夏の日、亜紀ちゃんは、お母様と一緒に

 


きもの人のオフィスに来て、滝沢先生に会いました。

亜紀ちゃんに似合うきものって、どんなの?

という面談です。

■このきものの課題

十三参りのきものは、大人の寸法で仕立てて、肩揚げを上げて着ます。
そのきものは大人サイズなので、20歳の成人式でも着られるサイズになります。

また、9歳から14歳までの間、そのきものをお正月に着られたら
うれしいです。

と、私が希望したら、滝沢先生は、「訪問着としても着られるよ」と
いうきものを作ってくださることになりました。

しかし、解決すべき、いくつかの問題があります。

1)まず、何回か仕立て直しをすることになるので
  縫い直しの縫い目が残りにくい生地を使うことが必要になります。

2)次に、幼い頃から揚げを上げて着ることになるので
  きものの重さをお子様の負担に感じると可愛そうなので
  軽い生地を使うことが必要です。

3)小学校2年生で身長120cmですが、12歳で何センチまで
   身長が伸びるか分からないので
  きものの裾の柄をどこにするか?
  袖の柄裾をどこにするか?

  を決めるのが難しいです。

  それを、お母様の身長などを元にした予測で行いました。

■その問題点を全て解決するきものは、

 これらの問題を全て解決するために


 ・銀糸が入って、縫い直しの後の糸目が
  目立ちにくい、軽い生地を選びました。

 ・色と柄は、滝沢先生が、亜紀ちゃんのために、素敵な柄を
  新たに起して下さいました。
  

  亜紀ちゃんにお似合いの黒地にきれいなレインボーの柄を
  描いて、その柄止まりの位置を工夫して
  身長の変化に対応できるきものになりました。


■お母様の訪問着

お母様も、お子様たちの入学・卒業・勤務先の方々の
披露宴などで着る訪問着を作ることになりました。

とても気に入った黒留袖に描かれていたバラの花の柄を使って

お気に入りの藤色の地色で

滝沢先生に作って いただくことになりました。

私は控えめでいたいです」というお気持ちを
 尊重した色を滝沢先生にお願いしました。
 


■染め上がり

数ヶ月後、このきものが染め上がって、お母様と亜紀ちゃんが
染め上がりの確認にいらっしゃいました。

とても可愛い亜紀ちゃんのきものが出来ました。

 


お母様のきものは、、とても控えめな中に華やかさがある
素敵なきものに染まっていました。

 


■帯探し

次に、亜紀ちゃんのきものに合う帯探しが始まりました。

2年生の亜紀ちゃんの可愛さを生かす帯で
最初に見つけたのは、この帯でした。
 

 

12歳という年齢は、大変微妙な年代で、かなり大人っぽいお子さんも いらっしゃいます。


しかし、まだ幼さを生かした着こなしをしてあげたい年齢でも有ります。


もう少し別の帯は無いかしら?

ということで、行き着いた帯は、↓の帯です。

 


幼い可愛さと、お姉さんの若さがある帯です。

この帯をご覧になったお母様がおっしゃいました。

持っている他のきものにも合いますか?

■他のきものにも合いますか?

「持っている他のきものにも合いますか?」とは、


お母様がお持ちのおきものに合うか?ということでした。

そこで、亜紀ちゃんの帯が、お母様のきものに合うかどうか
考えてみました。
 

 

絞りの訪問着にこの帯をすることで、

20歳代のお姉さんらしさが出ますね。

 

紺のお召しは、30歳前後の若さであこがれるセンスです。

この縞のお召しにこの帯をなさったら、きっとおしゃれな20歳のお嬢様でしょう。


ということで、お母様がお持ちのきものに
この帯をすることで、お嬢様が着られるコーディネートになることが
よく分かりました。

きものって、すごい!です。

■新年会でのご家族

亜紀ちゃんが2年生の1月、きもの人の新年会を
水天宮のホテルで開催しました。

 

 

その会に、亜紀ちゃんご家族がご参加下さいました。


大変美しいお母様と可愛い亜紀ちゃんの姿でした。

 


新日本髪を結って可愛いきもの姿の亜紀ちゃんは、多くの方に、
「可愛いい」と言っていただきました。

そして、一番心配した きものの軽さですが、
お母様から下記のようなメールをいただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

着付けも楽だったようで、そのまま夕食も食べると言って脱ぎたがりませんでしたし、 週末の宿題の日記にも楽しかった新年会のことを書いていました。

また亜紀と一緒に着物で参加できる企画をいただければと思います。
十三参りには早すぎたと思っていましたが、今年から着られるようにしていただいて 本当に良かったと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

喜んでいただいて、良かった!良かった!です。(ホッ!!)


■十三参り(じゅうさん まいり)とは、

旧暦の3月13日(現在では月遅れで新暦の4月13日)の間、
数え年13歳に成った少年少女が元服を迎え大人と成ったことに感謝して、
これから先の万物の福徳と英知を授かるために、虚空蔵菩薩に参詣する行事です。 それで一名、知恵詣り、または、智恵もらいとも云います。

 

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