■ きものとヘアー ■ 日時
2001年5月31日(木) 午後6:00〜8:00 ■ 場所 住友生命八重洲ビル 5階第一会議室
→地図 ■ ゲスト 美容師 児玉秀嘉津さん S38年生まれ 血液型B型
群馬県出身 さいたま市在住 美容歴18年 潟Kロ勤務
職責本部マネージャー (広報部、IT事業部責任者、サロン3店舗責任者)
■ 内容
幼い頃の布の感触さがし書き出す作業をした後で、 ヘアーやメイクの基本の講義をお聞きしました。
それから、個別のヘアー・メイクなどのアドバイスが有りました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 児玉さんからの事前のメッセージ
( 課題 )・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自分のルーツというか、子供のころ着物や絹などに触れた感触
を思い起こしてきてください。 それから、男性だったら女性観、女性だったら男性観、 自分の異性観を見つめて下さい。
自分の文化を探し出すための感触が必要です。 意味がわからなかったら、そのままで結構です。 当日、その時間を取ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ヘアースタイルは、その方の個性や知識、想いによって変わってきます。 外見の調和だけではなく、内面との調和が不可欠です。
着物とヘアーという考え方からすると、美容の業界には、たくさん第一人者の方
がいらっしゃると思いますが、 お客さまのライフスタイル、オリジナルを探すということは、有りそうでないことだと思います。 試みとしては、面白いことだ
と思います。楽しみにしています。 着物の歴史、私がなぜこの着物がすきなのか、出来るだけ深掘りして知っていると、
きっと発見、気づきがたくさんあると思います。なぜならば、和の文化は、内面が大切だからです。 その方の内面を、いかに生かすかが、我々美容のプロの仕事です。 着物という文化と、私という文化が、コラボレイトすることで、皆さんが捜し求
めている、何かに出会えるのでは、と思います。そのお手伝いとして、今回の時間を捉えています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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2時間しかない、できるでしょうか?と言いながら 児玉さんの「深堀りする」作業は始まりました。
事前に参加者の方々に課題がでていたので、ご自分の文化を探る時間だということはお判り、との前提でした。
幼い頃自分が初めて知ったきもの(布)の感触を思い出し、紙に書いていただくことから始りました。
自分のルーツや内面を整理して、自分の元を掴んでおくことが、特に内面を映し出してしまうきものの場合は大切なこと。
自分のルーツを知ることで、本当に着たい物が見えてくる=きものに着られない、そして、 自分の充実感と第3者が評価する目が一致するし、レベルアップした自分を感じられる。
・・かなり深い考え込ませられる時間でした。
その後、ヘアーやメイクの基本のお話をお聞きしました。 髪の分け目はどこか。前髪はどこまで下ろしていいか。 ヘアーとお尻のバランス(笑) メイクの色の調和など、聞いて得するお話が盛だくさん。
そしていよいよ個別アドバイスです。
ヘアーアドバイスと言い切れない、みなさんの個性に対する助言をいただきました。 と・・・・・っても参考になりました。
女将は、声に出しても心の中でも「すごい!」の連発でした。 児玉さんの深〜い知識と洞察力に、な、な、何だこんなに素晴らしい美容師さんだったんだと今までにも増してファンになりました。
こんな美容師さんがいらっしゃる。 出会えてとても幸せでした。
こんな機会を持たせて下さったみなさまに心から感謝いたします。 |
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