きもの人インタビュー 

華代子 さま

私も着物が着たい!・・・そう思ったのは

歌舞伎を観た帰り道でした。


それまで着物には、”着ると苦しい”というイメージしか

なかったのに、急な自分の心境の変化に、

自分で驚いてしまいました。
それからは、もう夢中で調べ始めました。
本、ネット、呉服屋さん、着物の着付け教室、友人・・・
揃えていく中で、いくつかの失敗もありましたが、

自分の物になった着物はどれも、とても大切な宝物です。

 

 

 

着物を着ると、いつもより少しきりっとした

自分を発見します。
普段は慌しく生活に追われているけれども、

いやでも余裕さえ生まれる気がします。

そんな時、着物っていいな、

と心から思います。
まだまだ勉強不足で数は知らないのですが、着物の柄にもいろいろな
意味があるらしく、

例えば、私の写真の帯のフクロウ柄は、

”フクロウ(不苦労)”という
意味を持たせてあるんですよね。

こういった、縁起物や四季を

身にまとう、という感覚も、私が着物を好きな

理由の一つです。

写真の着物は結城紬です。
私は特に紬好き、という訳ではないのですが、この色には惚れ惚れして
しまい、衝動買いをしてしまいました。

 

着物を知った当初、あまりのお値段にびっくりしましたが(笑)、作る工程を知っていくうちに、

納得してしまいました。
着物は芸術品ですよね。作っている人を思うと、
より一層、大切さが増します。
私も音楽の仕事をしているので、ついつい、

物を作り上げる人の気持ちを考えてしまうようです。


このように、”伝統的な物を大切にしたい!!”という気持ちも強ければ、
”もっと簡単に着物が着れるようになればいいのにぃ〜。”
という思いも強い私。(笑)
おかみさんには是非、その辺りをご指導頂ければ、と思います。^^

 

{花魁}京都に歌舞伎を

観に行った帰りに、自分も

変身してきました。^^;


”かつらが重い”と聞いていたのですが、

撮影用に作られた物はそうでもなく・・・
いや、がっかりすることでもないのですけれど。(笑)