きもの人インタビュー 

みどり さま

4月17日に40才で結婚しました。

私がきものを着るのはお茶会やきもの人さんで知り合った

お友達とお会いする時など、そんなに多くはないのですが、

日常と異なった雰囲気が大好きです。

そこで、結婚式は和装にしようと思いました。

ドレスで可憐さを出す歳でもないですし ( 笑 )  

ただ角隠しのシャープな感じや色打掛の金襴緞子はどうも苦手なので、

式は白無垢と綿帽子、披露宴は訪問着にしました。

 

貸衣装って相当費用がかかりますよね。

一回着たきりで終わってしまうその費用を今後も着られる好みに合ったきものにして、親族と友達だけの披露宴はお色直しで中座しないで通そうと考えました。

私も彼も母を亡くしているから、女親の意見がなくてそんな自由な発想ができたのかもしれません。

でも、だからこそわからないことばかり。

ある展示会で気に入った訪問着を見つけましたが、それが披露宴の新婦として見合うものかどうか、帯やこものはどうするの?と、きもの人の伊藤さんにいろいろアドバイスいただいて本当に助かりました。

 

訪問着だと列席くださる方々とあまり区別がつかないかな?という懸念もありましたが、生花の髪飾りやブーケでそれっぽくなったのではないでしょうか?

また、地模様が式場の照明に映えたのがよかったです。彼の衣装は燕尾服やモーニングだと訪問着に対して硬すぎるね、と、ディレクターズスーツというソフトなフォーマルスーツを合わせてもらいました。

 

出席くださった方々には、派手さはないけど私らしいと褒めてくださり、好評でした。

伯母は見立てがいい、とも。

私だけの見立てではなくて伊藤さんの力が大きいのですけど ( 笑 )  

このきものに力をもらって、

良い人生のスタートができて

本当に良かったと思っています。