商品解説

多くの方にお似合いになると思われる上品は茶色の手織り紬です。
草木染めで紅梅を使用して、丁寧に手織りしました。
一見茶色ですが、よく見ると、黄色、ピンク、白など多くの糸が織り込まれています。
愛おしくなる紬です。

大島律子先生の紬の穏やかな美しい光沢感は、糸の種類ということになりますが
0.1％以下しか作られていない国産の色で織られていることがとても大きな要因になっています。

しかし、この国産の糸も残りの何反分かになってしまいました。
もう取引されない（作られなくなった）最後の糸を使って織って下さっています。

すばらしい出会いにくい上質な大島先生のこの紬は、この穏やかな光沢のために
着用範囲の格が高くなっていることが大きな特徴になります。

■大島律子プロフィール

草木染手織り作家
東日本伝統工芸展、さいたま県展　京都染織展など多数入選、入賞
2013年11月　第６回現代手織物クラフト公募展　準グランプリ受賞他

いつくしむ心を、こちらからご覧下さい
http://kimono-bito.com/z-50828ooshima/33.htm

■作者　大島律子

　作者大島律子さんは、油が乗り切った作家さんです。
　国産の糸を厳選して、草木を集め、自分で煮出して色を考えて染め、
　心をこめて手織りしています。
　全ての工程を自分ひとりで行います。
　丹精こめた作品は、県展や日本工芸展に入選して、高い評価を得ています。
　大切な作品は、わが子のようにいとおしいのです。
　大切にお召し下さる方にお求めいただきたいです

■ご着用シーン

　大島律子の紬の特徴は、ハイセンスでモダンだということです。
　それは、40才前後の今を生きる女性達のライフスタイルを応援してくれます。

　紬ですから、フォーマルなおきものでは有りません。
　しかし、日常とセミフォーマルでお召しいただける、着やすくて大変上質な紬
　こそ、観劇や、お食事会や、ちょっとしたパーティに、帯を変えて
　帯締め・帯揚げで変化させて、幅広くお召しいただけます。
　厳選した、上質な素材だけを使って手織りした大島律子さんの紬は
　何代にも渡ってお召しいただけます。
　
　洋服の世界を超え、きものの持つ素晴らしさに着目する今を生きる女性に最適
　な紬だと思います。