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江戸期の友禅を最高の技で再現した橋村重彦

京都洛北で、真糊を使って糸目友禅で本格的な京友禅を
作っていらっしゃる橋村重彦先生は
その工房で、ご家族で全てを手仕事で一貫工法でなさっています。

橋村先生のきものと帯は、サイト掲載はしていませんが

お取り扱いをしています。

メールかお電話03-5652-6868までお問い合わせください。

 

■ 橋村重彦 プロフィール

1947年 京都市上京区に生まれる
1972年 友禅工房轄kエ徳にて修行を始める。5年間、広田多津、
     上村松篁両師の塾にて日本画を学ぶと共に、里見米庵の下で運筆を学ぶ。
1982年 轄kエ徳を別家
1987年 京都Rojiにて「会所」企画個展開催 異業種の作り手と共に工芸の
     草の根運動を開始し、個展活動の準備に入る。
     職人の集合体「アルチザン」(技と創造)工房内一環工程の総合人間科学
     をめざして、洛北花背の里所別所町に移住、多くの個展発信を開始する

1996年 癌を発病し一時活動を休止する。
1997年 「花背染」染色技法を考案・開発する。
    洛北花背の里「花竹庵」にて、花背染を個展発信する。

1998年 東京銀座ポーラ美術館にて、「花背染友禅」の個展開催
1999年 京都西陣「織成館」にて個展を開催。
      東京銀座東急ホテルにて、「花背染友禅」の個展開催
2000年 京都丸山公園内「長楽館」にて、「和装・京都」をテーマに個展開催
2001年 京都文化博物館・別所から「友禅創始期の技と表現に挑む」洛北・花背染友禅
     個展開催

 

 

■ 花背染友禅(糸目友禅) 工法

糸目友禅(いとめゆうぜん)は、江戸時代に京の町で人気の扇絵師であった宮崎
友禅斎が、独自に考案した友禅糊(防染糊)を使って小袖に表現したものによって
確立されたと言われています。

橋村重彦は、その江戸時代の手法を忠実に再現して、本格的な糸目友禅を
描く第一人者です。

橋村重彦は、京都の山深い花背別所町というところに工房を構えています。

鹿や野鳥が共存する深い山の中で、3人の息子やそれを支える奥様と共に
本格派糸目友禅の道を究め続けています。

今では、市販のゴム糸目に替わって、簡単にのり伏せが出来る作業を
ここでは、ご子息が、この道10年以上かかって毎朝のりつくりをします。

分業が盛んな京都で、このように一家でほとんどの工程をこなす
所は、ほとんど有りません。

このように一貫工法した成果は、きものの色の統一感やその作風を最高に

美しく仕上げる成果として表現されています。

【 工房風景 】

工程@ 下絵

工程A 下絵(後に糊糸目)

工程B 糯米糊炊き準備前 

工程C 糊を練る糊炊き準備
工程D 糯米糊炊き後に突く

工程E 糯米糊赤糸目

(筒描き)

工程F 豆地入の後彩色
工程G 蒸しをして糊伏せ
工程H ふのり地入後引染め

 

工程I 蒸し後に水元
工房


 

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