「古いものが多く、まったく組み合わせに悩んでいます。」

 

秋に茶道の関係の行事に参加予定です。

母や知人より譲り受けた着物や帯で出かけたいのですが、
古いものが多く、まったく組み合わせに悩むものが多いです。

手持ちのものであわせるにはどうするべきなのか、

自分で新しくアイテムを加えるのであればどのようなものがいいのか、
老けないコーディネートはどのようにすべきか、アドバイスいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

まず、お持ちのおきものと帯のなかで、コーディネートできるものを選択します。 
お持ちの中から、お召しになれるおきもの4点と帯1点を選びました
はるか様の場合は、お顔に対しておきものが地味でした。
さらに帯も少し古い感じがいたしますので、若々しく綺麗な色、そして上質のものを加えたいと思います。

たとえば、帯締めと帯揚げに視線を小物に集めることで
きものや帯への視線をずらすことができるのです。八掛けを変えるのもいいですね。
今回は、上記のおきもの全てに使いまわしていただける小物2種類をお選びしました。

これ↓が、その帯締めと帯揚げです。

 

 

ピンクと白の帯締め

ブルーグレーの十二支の絞りの帯揚げ

クリームと白の帯締めピンクの

野菜の帯揚げ

 

 

二種類の帯締めは、リバーシブル。コーディネートの幅が広がります。

 

 

表 クリーム色
裏 オフホワイト色

表 シックなオレンジ色
裏 白色

 

  

帯締め・帯揚げを変えるだけで着こなしがグレードアップなさいます。

 

 

@
A

 

B
C

 

 

 

「選んでいただけるのは水色系か茶系かなぁ、と思っていましたが…」

 

とてもきれいな帯締め&帯揚げです。 私にはもったいないくらいですが・・・
実はなんとなく、選んでいただけるのは水色系か茶系かなぁ
と、勝手な想像をしていたのですがとてもきれいなクリームの帯締めでした。


帯揚げもとてもかわいらしくって・・・ 本当にどうもありがとうございます!

 

小物をはるか様のおきものに コーディネートしてみると…
A緑色のきものは大島紬で、お茶会には向きません。

@ピンクのおきもの、Bあずき色のおきものは
はるか様にお似合いですが、お茶会に相応しいのは、Cブルーのおきものです。

それを計算に入れながら、お持ちの多くのおきものに合う、新しい帯をお探ししました。

 

 

 

今回新しくご提案した帯

 

 

 

 

 


 

お持ちのおきものの多くに合い、ご着用シーンの多くでお使いいただける。
そのような帯を新しくなさることで、かなり雰囲気が変わります。

帯締め・帯揚げで、着姿のかなりの部分を変えられますが

後姿で、帯のお太鼓がとても目立ちます。

帯は、おきものよりも消耗が激しくて、かつ時代性を反映し

また、個性も大きく表現するので、お似合いになる今の時代らしいものを

お締めになることも重要です。

この帯でしたら、お持ちのどのおきものにもよく合いますし、
ご提案させていただいた帯締め・帯揚げが 本当にきれいに合います。
織の帯ですから締め易く、九寸名古屋帯で金が入っているので

かなり上のお席までお締めいただけます。お茶会にぴったりです。

 

「私の将来のことも考えて選んでいただき、うれしく思っております」

 

帯を探していただき、誠にどうもありがとうございました!
実は先週、葡萄唐草やオレンジの帯を送っていただくと同時に
自分自身でも帯を探してみていました。

かなりの数の帯をきものの上に置いてみたのですが
帯だけを見ていると好きなんだけど、きものとあわせてみると
なんだかしっくりこないものが多いと感じていました。

やはり、最初にご紹介いただいた帯は
きもののこともコーディネートのこともよく判らない自分にでも
間違いなく心から「素敵!」と思えるものでした。

その印象があまりに強いためか、沢山の他の帯を見てみても
どこかしっくりこないのです・・・

私のこれからの着用シーンをイメージしていただき、
手持ちのきものに合うだけでなく、将来、自分が揃えるであろう?きものにも
上品に、素敵にあわせることのできる帯を探していただいたこと、
どのような言葉でも表現できないくらい嬉しいです。

今まで、古臭くてちょっと恥ずかしい・・・と心のどこかで思いながらも
「きものを着る」状態だったのですが、
素敵な帯や小物をコーディネートしていただいたおかげで
素敵に自信を持って外出できそうです。

きものを着て出かけることを心から楽しめそうです。
本当にどうもありがとうございました!

 

お持ちのものを生かしながら、新しいものをお求めになられたら、もっともっと確実に、

理想のお姿に近づかれると思います。そのお手伝いをさせていただきます。

 

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