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おわら風の盆の由来

八尾町が全国に誇る民謡「おわら風の盆」は300年の歴史をもち情緒豊かで気品高く、綿々としてつきぬ哀調の中に優雅さを失わぬ詩的な唄と踊りです。

起源については、古文献をひもといてもはっきりしませんが、口伝には、八尾町の開祖米屋少兵衛の子孫が保管していた町建に関する重要秘文書の返済を得た喜びの祝い品として、3日間、歌、舞、音曲は言うに呼ばず、その他いかなる振い事でもとがめないから面白く町内を練りまわれというおふれを町役所より出し、俗謡、浄瑠璃、その他思い思いの催しをなし、三味線・胡弓・太鼓・尺八などの鳴り物に和して昼夜の別なく、町中を練りまわったのに始り、この祭日3日が孟蘭盆3日に変わりやがて2百10日の厄日に豊穣を祈る風の盆に変わったと言われいます。

 

越中おわら(踊り用) 

風の盆の唄はこちら(タカシマヤクレジットさんのサイト)から聞くことができます。

(長バヤシ)

越中で立山 加賀では白山

駿河の富士山 三国一だよ

 

(ハヤシ)

唄われよー わしゃはやす

 

(唄)

八尾よいとこ おわらの本場

二百十日を オワラ 出て踊る

 

合の手(ハヤシ)

唄われよー わしゃはやす

 

(唄)

唄の街だよ 八尾の町は

唄で糸とる オワラ桑もつむ

 

(長バヤシ)

三千世界の松の木ァー 枯れても

あんたと添わなきゃ

婆姿へ出た甲斐がない

 

(ハヤシ)

唄われよー わしゃはやす

 

(唄)

竹になりたや 茶の湯座敷の

ひしゃくの柄の竹に

いとし殿御に待たれて  汲まれて

一口 オワラ 呑まれたや

 

合の手(長バヤシ)

春風吹こうが

おわらの恋風 身についてならない