きもの美人 

                
初冬  No.1   2000年 (5)


柔道と少林寺拳法の有段者とは 思えないおしとやかな雰囲気です。
こんな姿って男性も女性も憧れますね。
思わず振り向いてしまいそう。


石丸牧子さん


高松市在住、2児の母でお仕事も持つ、自称きもの初心者さんです。

きもの美人とは、外見だけではなく、きものを通して素敵に生きたいという心意気を言うのだと思うので、牧子さんは、すばらしいきもの美人です。
日本的なお顔立ちに、レトロ風のきものと帯が粋に写ります。
 

柔らか物よりは堅い紬などが好きで、少しずつ集めています。
好みがはっきりしているので、頑固なきものおばさんになりそう、と。

美浜紬の藍色が色白のお顔に良く似合います。



ご近所で行き付けのお店「和工房あき」の若女将さんと楽しいひと時。
うそつき袖や半衿のつけ方の講習会等が あって、とてもためになります。




   

     

趣味人っぽく、色半衿とか色足袋を
上手に取り入れたいと、夢はドンドン
膨らみます。

   

この日、初めてきものを着て街を歩かました。
気持ち良くて、また後日、徒歩10分の図書館に
ウールのきものを着て行きました、と。
段々にきものにはまっていきますね。(笑)

牧子さんの今後が、とても楽しみです。
          

        小学校2年生のお兄ちゃんも
        下の娘さん(4歳)も
        「お母さんかわいい」と
        きもの姿を喜んでくれました。




お客さまからのメッセージ
風華さんより

私がきもの美人のコーナーで一番好きなのが牧子さんです。
正直に言うと 最初見た時、 着付け講師的に言えば ちょっとだらりとした着方だなぁって思いました。
竹久夢二の絵のような しどけない着方ですよね。

でも、1枚の写真からいろんな想像が出来るんです。 多分、このままご主人の帰りを待ってて テーブルにもたれてうたた寝したりするんだろうなぁとか、 子供が道路に飛び出したりしたら 裾の乱れるのなんか気にしないで全力疾走するんだろうなぁ とか。

私のイメージの中で、牧子さん大活躍(笑)
牧子さんの写真からは、牧子さん本人の体温っていうか息づかいを感じます。
着る物という、きもの本来の姿を目の当たりにした気がしてほのぼのとした気分になりました。

日常の中を切り取ったような牧子さんの着物姿大好きです。

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