きもの美人

初冬 No.2   2000年 (6)
 



黒や紺等、濃い地味な色のきものを沢山お持ちです。
牛首紬は、清潔感を持って着て欲しい。それだけ品格のある紬です、と愛情ひとしおです。



竹越 宣子(のりこ)さん
東京銀座のMデパートの呉服売り場で20年間番頭さんを務めた、呉服販売のプロ中のプロ。
「彼氏であり激しく焦がれる恋人」と、牛首紬の大ファン。
牛首紬の定番「たたき」の黒がお似合い。
牛首紬の無地と縞が欲しいし、絣を死ぬまでに是非着たい、なんておっしゃってます。



娘時代からきものが大好きで、集めた高級きものをどんどん毎日の生活で着ていらっしゃいます。

15年前に開催した黒百合染めの展示会が、爆発的な人気だったことが忘れられません、と。



枯れ家に水車の柄。
白い帯は汚れやすいけど、あわせ易いし、こんな名古屋帯はとっても重宝しそう。
女将もほし〜い


牛首紬のつづれ帯。この帯はほとんど生産されて
いない貴重品です。
染ではなく織りの柄。とっても締めやすいです。
3分ひもに信楽焼きの帯止めをして、
道明の帯締めも愛用しています。



  

モノトーンの装いに、草履も
黒白で。薄手の草履が、
着慣れた風情。
足元っておしゃれの要です
よね。
                




        


着易いように、衿肩あきを広く
とって仕立てます。
「おそでは2寸の丸みを付けると
きれいよ」とアドバイスいただき
ました。


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