
三遊派落語研究会、銀座落語会の開演 前に撮影させていただきました。
三遊派の落語は、笑いよりもストーリーの 写実性に重点を置いているそうです。 だから、見ていて動きがある。
ついつい引き込まれてしまう面白さに、 「ああ落語って面白い」と感じた一夜でした。 |

衣装は、演題の主役に合わせたものを着る ように心がけて
いらっしゃるそうです。
今日の演題は河豚鍋(ふぐなべ)。 旦那(だんな)と太鼓持ちの掛け合いなので、 旦那に併せた羽織を 着ます。
舞台用のきもので気をつけることは、 羽織を脱ぐタイミング。 そしてきものの裾を長めに作ると見栄えが するとの事。
羽織を素早く脱ぐための喧嘩(けんか) 結びをやって下さいました。 さっと外れます。
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お弟子さんが、「竜楽師匠は、一門で一番落語の ことを考えていらっしゃる。24時間落語づけでは?」 とおっしゃっていました。 芸に対する厳しさが、言葉の端々に感じられました。
舞台の直前まできものは着ません。 そして、さっときものに着替えたら役柄に成り きるそうです。 (すごーい!さすがー!)
何人かのお弟子さんが、黙々、てきぱきと、お茶を 出したり、きものを畳んだりして、きりっとした雰囲 気が良かったです。
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