どれも光沢が有って良い色ですが、人気が有るのはNo.4とNo.5です。
金田さんが着ているのは、No.5。
一見いぶし銀のような光沢としっとりした色合いで、良く見ると亀甲模様が重厚感を感じさせてくれます。
No.4 は茶色が入りますから、もう少し落ち着いた感じになってそれも素敵です。
お父様に着ていただいたら、貫禄が引き立ちます。ああ、若い人が着たら渋さが加わって「色気」が出ますね。
作務衣は、くつろぎ感と動き易さが必要ですが、そのために、野暮に陥るケースも多いです。
野良着から脱して、少し高級な動き易い和風衣としてこの作務衣をどんどん着ていただきたいです。
これだけ高級な物は、きものの丸洗いと同じように考えて、
きもの人まで「丸洗い」や「しみ抜き」にお出し下さい。
と言っても汚れは目立ちにくいし、大事、ダイジに扱うものでは有りません。
沢山着ていただくことで体に馴染みますし、これだけ良い素材を活用なさることで生活の質が上がります。 |