この帯は大きな展示会などで少量販売されている、 入手が難しいなかなか出会いにくいものです。
組紐の帯は、きものを着られる多くの方のあこがれです。
その理由は、
組んだものは、織物と違ってとてもしなやかで締めやすい 組んだものは、輝くような美しい色合いがある その色合いは、帯1本が多くの色のきものに合って コーディネートしやすい 紬から留袖まで広い範囲のきものに合わせられる 組は格が高くて、格の高い御席に締められる 袷と単の両方で使えるものが多い
などの理由です。
聖徳太子が腰紐として使っていたのが組紐です。
そして、その時代は、位の高い人しか この腰紐をしめることが許されませんでした。
かつ、その腰紐は幅の狭いものでした。
近代になって、このように広く組むことが出来るようになりました。
しかし、組める人は限られた人数です。 また、1本の帯を組むのに多くの時間と手間がかかります。
このような組紐を組んでいるのは、他にはほとんど有りません。
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価格は仕立て代込み |