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沖縄の伝統織物であり、 国の重要無形文化財に指定されている久米島紬は、 染めの原料を集めることから始まり、 絣括り、糸染め、織り、仕上げのきぬた打ちまでの全工程を、 分業体制を取らず、たった一人でこなす久米島紬には、 織子さん達の熱い思いが込められています。 ですので、標章には、織り人の名が記されています。
久米島紬の起源は15世紀の中頃、 「堂之比屋」という人物が中国に留学し、養蚕の技術を修めて帰国し、 絹織物を織り始めたのがきっかけと言われ、日本の織物の発祥の地と言われています。 500年の伝統を守りながら、 その伝統に甘んじることなく、 次の世代にも受け入れられる久米島紬づくりに 情熱を掛ける久米島の織子さん達の努力の結晶が久米島紬なのです。
素朴な風合いと深い色味を味わえます。
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