昭和26年から続く名門の機屋 白綾苑大庭の帯です。 大庭独自の撚糸法で製糸した糸を使って製織しているため、軽くて締めやすく、それでいて丈夫で長持ちします。
この帯は、締めると絹鳴りがします。 糸に空気が多く含まれているためふっくらとした織りになり、ぎゅっと締めると、締めると絹糸からかすかな音が鳴るのです。
それだけ選び抜いた上質の絹糸を使い、センスあふれるオリジナル性に富んだデザインと織りのものとは思えないほどの繊細な色彩表現がある帯です。
1000色以上の色糸を使い分け、他にはない独自の色糸を作っています。
大量生産されていない高級袋帯です。
やさしくて、洗練された上品な色をだすことが上手い染め手が作りました。日本画の絵を描くように、全体の構成力と描く力のある職人の作品です。
こちらのお品の特徴はなんといっても、縦縞にあります。 おくみ、お襟、前身ごろ、とすべての縞がつながるように完璧にデザインされています。 通の方だけが知る、こだわりのおきものなのです。
幽玄、そんな言葉がぴったりの色合いと風格のある表情は日本絵画のような趣があります。 身に纏う誰もが上質な絵画の一部となることでしょう。
お仕立て代 20000円
3084
上の画像をクリックすると拡大表示します
|