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大きくて豪華ですっきりした女将お薦めの帯留め兼ブローチです。 銀の枝が円形にたわみ、そこに様々な大きさの真珠が 20個ちりばめられています。 きものにもお洋服にもお使いいただける重宝な「帯留め兼ブローチ」です。 このように裏側のパーツをはずすと、 ブローチになります。 裏のパーツは、両側から紐が通るようになっています。 ブローチの時ははずして、帯留めの時は、銀の金具に さしてお使い下さい。 帯留めには、傷つけたりしにくいつくりになっています。 簡単にさびないようにロジウム加工済みです。 サイズ:横6cm×縦5.5cm×高さ1.3cm ■淡水真珠 池や湖にすむ貝がつくった真珠のことで、海でできた真珠と比べてさまざまな形があり、 薄い色がついているのが特徴です。 色、形ともに非常にバリエーションが豊富です。 イケチョウガイを母貝として無核真珠なのが一般的ですが、有核真珠も存在します。 淡水真珠はアコヤ貝の真珠の作り方とは多くの点で異なります。 一つのイケチョウ貝からは通常約30〜40個の小粒の真珠が採取され、中に挿入する核の形によって、 さまざまな形の真珠を作ることが可能です。 淡水真珠の歴史は古く、13世紀頃には中国でカラスガイを使って真珠をつくることに成功しています。 その後18世紀頃にはドイツやフランスでも、池で真珠の養殖試験が行われたといわれています。 日本では明治の末頃に茨城県と北海道で真珠の養殖試験が行われましたが、この時は失敗に終わってしまいました。 1924年(大正13年)に藤田昌世氏が琵琶湖で真珠養殖の研究をはじめ、3年後の1927年にイケチョウガイを使えば真珠の養殖が 可能であることをつきとめました。これを契機として日本では琵琶湖を中心に淡水真珠の養殖が盛んになり、 1980年頃まで盛んにつくられました。 しかし1985年前後から真珠母貝の発育不良や斃死[へいし]があいつぎ、淡水真珠の養殖は縮小を余儀なくされてしまいました。 現在、琵琶湖、霞ヶ浦などで養殖が行われています。 また最近では、中国でも大規模な養殖が行われています。 ■ロジウム加工 ロジウムとは白金(プラチナ)族の金属です。 防止したい素材の表面に、すず合金等を電気処理して覆いかぶせます。 シルバーにこの加工を施すことにより、酸化による変色を防ぐのに大変効果が有ります。 色合いはシルバー本来の白さより落ち着いた、やや濃いめの銀色に仕上がります。 激しい摩擦などでメッキがはがれる場合もあり、永久的な効果では有りません。
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