きもの人 トップファッションタイプ 一覧華やかで女らしい 藤華(とうか)・・・ ゆみこ様の場合

 

 


   
    

 

華やかで女らしい 藤華(とうか)

<特徴・個性> 華やかで多くの要素を持ち自分の世界を持つ

 

藤色が好き、市松柄や雪輪が好き

可愛いもの、粋なもの、個性的なもの、こだわったものなど、みんな好き

でも、いざ着ようとすると、上手くコーディネートが出来ないのです。

このタイプの方は、日本人に一番多く、典型的な日本人女性タイプです。

他のタイプの方々と比較して、華やかな女らしさがある方が多いです。

その雰囲気は、丸顔で目鼻立ちが大きくてはっきりした目鼻立ちです。

とは言え他のタイプにも、この目鼻立ちの方々がいらっしゃいます。

そこで区別する方法は、好き嫌いや決断力があるかどうかです。

このタイプの方々は、多くの要素を自分が持つために、多くのことを受け入れることが出来ます。

このため、嫌いなものが少なくて、あれもこれも好きなのです。

このために、選ぶことが難しくて消去法で選ぶことが多いです。

 

また、このタイプの方々の特徴は、自分の世界がとても大切です。

仕事でも、趣味でも良いのですが、自分ひとりで何かを目指し燃えている

一人の世界が大切で、その世界がなくなると、何のために生きているのかわからなくなります。

 

<好みや似合うもの> 多くを受け入れる故の不調和

肌は、ピンク/イエローです。

好きな色は、藤色、白、黒、ピンク、水色などで、似合う色や、真っ白よりも少し生成りがかった白で、

黒は真っ黒よりも墨色、ピンクは薄いピンク、水色の少しイエローがかった色です。

茶色も良く似合いますが、緑は似合う方と合わない方がいます。

唐草や市松、花柄などが好きで、気が付くと、そんな柄のきものや帯が集まって

コーディネートがなかなか出来ません。

粋なものや格好よいもの、かわいいものも好きですが、どれも完全にしっくりはしません。

粋すぎてはだめ、格好良すぎるものもだめ、かわいさもほどほどです。

ここで、コーディネートに行きずまってしまう方が多いです。

色無地を着ると、仲居さんや介添えさんと間違われてしまうことが有るので要注意!

 

花柄のおきものに、花柄の帯が合わない!という悩みが多いです。

 

この対策としては、

花柄のおきものなどに合わせる帯は、シャープさがある幾何学模様のものを!

おきものを選ぶ時は、少しシックや小粋などのものも身につけることで、お持ちの華やかさや女らしさが

一層素敵に引き出されます。

花柄のきものに花柄の帯というようなコーディネートでは、垢抜けないものになります。きものの調整役と

しての帯を選ぶ必要が有ります。

華やかさが有る方が華やかなものをお召しになると、素敵さが生きないのです。

 

経済

 家のお財布は、自分が握りたいと思っています。

 男性にお伺いを立てて買い物をするようなライフスタイルは好きでは有りません。 

 

好きな男性の好タイプ

 全タイプの中で、一番意外なタイプの男性を選びます。

 ご自分が多くの要素を持つ藤華タイプなので、自分に無い要素を求めることになり

 意外性のある男性とのカップルが多いです。

 

車の運転

 自分でハンドルを握りたいと思います。

 運転が上手とは限らないのですが、自分で運転することが好きです。

ネイル

 ネイルにこだわりは有りません。

 ほどほどにそれなりに美しくしていれば良いと思っています。

 

 

<ゆみこ様の場合>

そんなゆみこ様の実例を見てみましょう!
 

 

 

夏のパーティで、ゆみこ様(写真左)は、黒と緑の紬を追っ

かけの柄仕立てにして、少し小粋に着こなされました。

ゆみこさんの雰囲気は、女らしく華やかです。

シックな小粋さをまとうことで、一層女らしい華やかさが

引き出されたと思います。

「ゆみこ」タイプの方の小粋さやシックさは、エレガントさが

欠かせません。

色や柄の中に、エレガントな要素がある事が必要です。

ゆみこ様の紬の場合、柿渋(薄茶色)と泥染めの色合い

(墨黒色)の深さが、粋さの中にゆったりとしたエレガント

さを出してくれています。

 

 

次に、こちらのゆみこ様(写真左)は、新年会の際のバラ

訪問着で、優しく落ち着いた奇麗な藤色の地色と華やか

だけど控えめな高貴なバラの絵が、お顔立ちの華やかさに

良く調和しています。

凛として聡明な雰囲気の帯が加わることで、全体が一層

調和して全身が大きな花になったように美しいですね。

 

 

 

次に、美穂様の場合です。

美穂様が受けられたコンサルティングの様子を、

こちらでご覧下さい。
 

優しく明るく女らしい美穂様が、花柄のおきものを

お召しになる場合は、
このように幾何学模様や無地感覚の帯を加える

ことで きものの花柄の華やかさが、生き生きと

します。

すっきりとシャープな帯が加わることで、着姿

全体にモダンなシャープさが加わりました。もし、

花柄の帯を締められる場合は、花柄とけんかし

ない雰囲気のきものが必要です。

このように、藤華(とうか)タイプの方は、ご自分自身の華やかさや女らしさとは別の要素を加えることで、

一層華やかで女らしく見せることが出来ます。

ただ、無地感覚のものや縞では物足りなく思ってしまう点が一番の問題です。

その対策としては、他者の目でご自分を見るようにすることと、すごくお似合いのすっきりしたおきもの

などに出会って、その良さを体感なさることでしょう。

最後に、私(伊藤康子)と滝沢先生の会話は、いつもこのやりとりが多いです。


私 :滝沢先生、もっと華やかなおきものを私に作ってください!!

滝沢先生:えっ??あなたみたいな(綺麗な人)が、そんなのは似合わないよ。

私:だって、先生、私にはいつも大人しいのばかりじゃないですか?

こうやって、いつも会話が激戦になります。
それを聞いているみんなは、ニヤニヤ

この部分を分析すると、「あなたみたいな」とかお世辞で「綺麗な」というのは目鼻立ちが大きめで
お顔が

丸いということです。
確かに、自分を客観的に見ると、滝沢先生のおっしゃるとおりなのです。

滝沢先生が、「あなたには、これがいいよっ」って見せて下さるおきものはいつも、私が絶対に選ば
ない

地味で物足りないものがほとんどです。

しかし!しかし!


そうやって滝沢先生が選んで下さったおきものの着映えがすることは保障つきなのです。

 

秋のきものパーティでのすすきの訪問着

新年会での無地感覚の訪問着

 ■藤華(とうか)タイプの方の魔法の対策

 

  1)このタイプの方は、幾何学模様では、物足りないと感じることが多いです。

    そのお気持ちは十分分かるのですが、帯は、きものの調整役! 割り切って、帯を選びましょう。

     花柄にも大きな優雅な曲線にも、同じような雰囲気の帯は合いません。

    帯を華やかにした時は、おきものを無地感覚にいたしましょう。

 

  2)花柄もお似合いですが、お顔の傍に大きな花が来るものなど、素敵に見えないことが多いでしょう。

    華やかなあなたには花よりシックや粋の方がお似合いなのです。

    生け花に例えるなら、あなたのお顔が花と、おきものや帯を茎や葉っぱと思って、全体を作り上げて

    ください。

    

  3)縞やダークな色を着てみましょう!

         それによって、あなたの華やかな女らしさが引き出されることがお分かりいただけることでしょう。    

 

きもののファッションタイプ チェックは、こちら から

同じく、藤華(とうか)タイプの良子様のきものライフコンサルティングは、こちら