2009年09月27日
美和子さん袷のきものコンサルティング3


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次に、美和子さんのこのきものは、20代で自分で購入した小粋なものです。
帯を一緒に買い、えんじ色の帯締め・帯揚げを後から自分で買いました。 |
このコーディネートで今まで着ていました。
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羽織っていただくと、お顔が地味に見えることが何より気になりました。 |
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そこで、お持ちの奇麗な肌色の伊達衿を加えることで、グンと明るさが出てきました。
帯も、この帯が合い、後は、帯締め・帯上げで調整すれば良いのです。 |
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このからし色の帯も合いますよ。帯締め・帯揚げで少し調整が必要です。 |
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次に、このクリーム色の付け下げは、お母様のもので
「私には似合わないから、使えないかしら?」とおっしゃっていたものです。
確かにクリーム色がお顔に対して調和しずらい色合いです。
しかし、このようにローズ系の伊達衿を入れることで
素敵にお肌に映り、この、なかなか使えなかった帯がこんなに合うのです。
美和子さんのお顔がルンルン!!に輝きました。
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「きゃあ~、今度の修学式のきものは、これにします!!」と力強くおっしゃいました。
笑・笑・笑・笑・笑・笑・笑・笑・笑・ 笑・笑・笑~!!!
笑・笑・笑・笑・笑・笑・笑・笑・笑・ 笑・笑・笑~!!!
最後に1枚!!
この紅型の小紋は、お母様のものでした。
これも大好きなきものなので、何とか着こなしたいのですが
どの帯が合いますか? どんな色が合いますか?


お持ちの帯2本と合わせるとこんな風になりますね。
このきものの場合、合わせる帯の色は、黒、白、茶色、緑、クリーム、水色など
色んな色が合うのです。
色よりも、このきものの場合は、強いくコントラストが強い細かい可愛い柄が
、すっきり格好よい美和子さんの雰囲気と少し異なるのです。
この調整のために、美和子さんらしさがより強く入った帯が必要です。

さあ、これで、美和子さんのきものの着こなしの幅が随分広がったと思います。
この秋を沢山楽しんでくださいね。
そして、ご主人様の会食に同行なさった美和子様は、お母様のおきものを
とても素敵に着こなされました。


 
美和子さん袷のきものコンサルティング1

美和子さん袷のきものコンサルティング2

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