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きもののコーディネートで欠かせないのが小物合わせ
特に、帯締め・帯揚げの使い方です。
帯締め・帯揚げを選ぶときに最初に選ぶのは、帯締めです。
帯締めは、人の顔の中で唇に当たる 大変印象深い部分です。
ここに、どんな形のどんな色の帯締めを持ってくるかで着こなしの全体像が随分違います。
この帯締めが決まったら、後は、全体の調和を保ち
一層素敵に仕上げてくれる帯揚げを選びます。
紫根染めのおきものに 大胆な柄の帯を合わせています。
柄に柄のきものと帯ですから、帯締め・帯揚げは、すっきりとして、かつ力強いものが必要です。
(1)の帯締めは、紺と赤が使われています。
帯締めが力強い色合いなので、この帯揚げは、やさしい色合いになりました。
(2)は濃いこげ茶と白の縞の帯締めですから、その白に呼応する白地に茶系の楽しい帯揚げです。
色も調整し、柄の楽しさや女らしさなども意識しながら小物を選びます。
(3)濃い紫とグレーの帯締めに対して、赤紫の帯揚げが、
きりりとした女らしさを加えてくれます。
(4)赤紫とすてきなからし色の帯締めが有りました!
それにとっても合う 緑と白でカジュアルな帯揚げが有りました。
帯締めと帯揚げを加えることで、装いがググッと、引きあげられる そんなコーディネートが良いのです。
小物を加えても変わらないコーディネートではなく 素敵に大きく変わるコーディネートをなさって下さい。
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