これまで行ってきたコンサルティングは、お持ちのものを、ベストなものに向けて
調整を行うという作業です。
それは、
私(私らしさ・着たいもの・似合うもの・ライフスタイル)を知る
お持ちのきものや帯などの全体を知る
ことで、ベストな私らしさを漠然と感じながら、その素敵さに向けて 調整していくのです。
次に、
一番似合うを知る
ということも必要です。
私が一番素敵見えるきもの姿って、どんなもの?
ということを、「女らしくて知的で・・」と、漠然とした言葉で言っても仕方ないのです。
最高に似合う私の姿を見せて!!ですね。(笑)
良子様は、そんな姿にたどり着くことが出来ました。
残念ながら、その姿をご覧いただくことは出来ないのですが
そのきものは、羽織った途端に良子様のお顔が一層若々しく上品で得も言われない
ほど
素敵に見えます。
披露宴にお呼ばれしても、お嬢様の入学・卒業式でも、例え叙勲でも
このきものの着姿は、お見事としか言いようが有りません。
そのすごい姿は、きものの個性と良子様の個性が最高に生かされている姿です。
また、そのきものに合う帯をお探ししたら、この帯になりました。
とっても素敵な帯ですね。
この帯の柄は、松食い鳥で、鳥が松の枝をくわえているのです。
正倉院の御物にも、花枝をくわえた鳥などが描かれていますが、
これは古代オリエントの生命復活の印が伝わったものとされています。
また似た文様に「松食い鶴」というものがあり、
これは伝統的なおめでたい文様で古くから皇室の衣などに使われているそうです。
金箔がとても豪華で美しく、その上、鳥の可愛さと赤い色なども入って若さが有ります。
他の帯では、なかなか良子様らしさを出すことが難しいのに、この帯は
驚くほど、良子様に合います。
その上、お持ちの多くのおきものにも合うことが次に分りました。
ピンクの色無地も、訪問着も、こんなに良くお似合いです。
次に驚くことに、この!辻が花の訪問着にも素敵に合いました。
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この帯を合わせることで、おしゃれ感が強かった辻が花が、格調高い着こなしに素敵に変身します |
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その上、着こなしずらかったこの織のきものの上に置くと
地味派手を超えて、素敵な格調高さで美しい着姿にしてくれます。(驚き~!) |
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こんなおきものの時も、良子様らしさが、たっぷり出てきますよね。 |
なんて、素敵な頼もしい帯なのでしょうか!!
お似合いになる帯は、このように、お持ちのきものに、とてもよく合うはずなのです。
それは、全てを、「私の個性」に向けて選んでコーディネートしているからなのです。
ベストな選択は、まず、お似合いになるきものを選び、次に帯、次に、帯締め・帯揚げを
選ばれることです。
そうなされば、コーディネートの幅も広がって、最高に素敵な着姿がどんどん出来てくるのです。
そして、コンサルティングの最終段階は、このようにしてお選びした小物などを
季節やTPOに合わせて、組み合わせを変えてコーディネートして着こなすことです。
これは、個別レッスンやコーディネート講座で力をつけて下さい。
コンサルティングを終了して、
良子様からメールをいただきました。
■良子様から
組み合わせていただいて、そのときは頭に残っているのですが
いざ、取り出してみると、どうだったけ?と忘れてしまいそうなのですよ(^▽^;)
が、こうしてまとめていただけるとありがたいです。
伊藤様とのやり取りが、ぱぁ~と頭によみがえります。
あとは堂々と着物姿で町を歩くだけですね(^^)
しかし、しかしですね。はっとわれに返り、落ち着いて振り返ってみると
画像になっていることは結果であり、伊藤様が教えてくださったことは
目にみえることだけではないな~
と感じ出しました。
まだうまく表現できないのですが、直接お会いできたこと、そして
お話してくださったことや、わたしのためにくみあわせてくれたものが
もっと深い意味をもって私の中に落ちてきそうな感じがします。
これがひとつのきっかけになって、今後のわたしに影響しそうな そんな感じがしています。
これがほんとのコンサルティングなのかな、
伊藤様の人としての魅力なのかな、と思っています。
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良子様ありがとうございます。
私が、最終的につかんだその方の核となる個性に向けてコーディネートを
したとすると、
良子様の場合は、
オレンジの更紗を着こなす素敵な元気さでした。
その元気さを、色や形として現して見ていただいたのだと思います。
ますます素敵なきものライフをお過ごしくださいね。
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