
アートフラワーはプロ級で、青山や原宿のお店で悦子さんの作品を売っていました。
アートフラワーを作るために、草花を集めて花びらを1枚1枚観察したり、絞って色だしをしたりします。
着るのに好きな色はモスグリーンですが、どんな色にも挑戦します。
きものも洋服感覚で気軽に組み合わせます。 |

松下 悦子さん
鋳物で有名な川口の工房で、すずを使って煎茶道具を作っている作家、喜山(きざん)さんの奥様です。
茶の湯釜の人間国宝、故角谷一圭さんをご主人の伯父様に持つ芸術一家です。
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悦子さんの着こなしは、「はんなり」。
丹後ちりめん地に、ロ-ズマリー、ラベンダー、タイムのハーブで染めた更紗柄のきものです。
インド、ペルシャなどを発祥地とする更紗(さらさ)模様ですが、その後オランダ、フランスを経て日本に伝わったそうです。
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