女将の部屋


9/24/2002(火)【加速がついて】
私の捨てる作業は、まだ終わらなくて、昨日は車庫の荷物を半分捨てました。ダンボールや油絵用具、登山道具、子供達が小さい頃の荷物など。主人と2人で捨て始めたらほとんどいらないものになりました。父の工作機械は、ちょうど隣家にペンキ塗りに来ていた職人さんにもらっていただきました。どんどん出てくる専門道具にその方は大喜び。私たちでは使い切れないので、喜んで使って下さる方を得て、道具も喜んでいるでしょう。今日は布団を沢山捨てました。「ああ・・・あ、押し入れがすっきりして気持ちが良い!」こんなに沢山の枕が有ったの?とびっくりです。後は台所と・・・・。明後日は居間のコーディネーターの方が来て下さって大掃除。今週末にはお風呂の掃除でと、加速がついた私の捨てる作業はもう暫く続きそうです。


9/18/2002(水)【皇室の傘】
すっかり涼しくなってきました。 長袖がないと風邪を引きそうです。先日敬老の日は、母に何を贈ろうかと思ったのですが、色々ご指導いただいているkasayaさんの皇室ご用達の傘を贈ったら、ものすごく喜ばれました。
「お母さん、良い傘持ってる?」って電話で聞いたら、「持ってるよ。30年前に・・で買ってね」ですって。
だったらこの傘は、もっと長く使ってもらえるはず。「届いたよ」と連絡が有り、「傘の骨の数が多くて、しっかりした作りで、解説も丁寧に入っていて・・・」と興奮気味で話していました。 「神棚に飾っているの」ですって。 きっと使わないだろうなと思います。ああ、傘の役割を果たしません。(^^;;
でもこんなに喜ばれる贈り物も有るんですね。kasayaの宮武さん、有難うございます。


9/15/2002(日)【バッハコンサート】
オペラシティーで行われたバッハコレギウムジャパンの演奏会、教会カンタータシリーズ が終わりました。
私達6名は演奏前の練習風景を見学することが出来ました。楽屋裏入り口には、事前に届け出た見学者の名前が登録されていて1名ずつチェックして入室。舞台では、気楽な服装の演奏者達が鈴木雅明さんの指導でパーツ毎に唄ったり演奏したり。 響き出るどの声も音も超一流で、私は感動しっぱなしでした。すごいな〜流石だな〜です。海外から参加のソリスト3名の方もすっかり溶け込んでいて、緊張しながらも和気藹々の雰囲気は、鈴木さんのお人柄でしょう。その後、初めてお会いする方々も含めて全11名で本番を聴きました。 荘厳で神聖なバッハの音楽は、心に染み込むようでした。ご参加いただいたみなさまに何らかの印象となって残れば幸いです。 鈴木 環さん、色々とお世話になりました。当日、色んな方をご紹介いただき有難う。


9/12/2002(木)【糸】
私が初めて環さんに会ったのは、カザルスホールでのコリーダ演奏会の休憩時間でした。ワインを飲んだり、歓談する中に、ひときわ際立つっている女性がいて、「あれっ、あの方だ」と西野塾で拝見する方だなと思っていたら、環さんも気づいて下さって、軽く挨拶して、そうしたら偶然その週の西野のお稽古場で階段で出会ったのです。
この出会うっていうのは、何百人の方が色んな時間に来ていらっしゃるのだからかなり確率が低いことなんです。それから2年以上です。私の転職や仕事の展開と環さんの色んな事、会うたびに話が尽きなくて、とても力になってくれます。不思議な関係だと思います。私達には共通項がないし、世界も違う。誰かが出会うはずのない私達の糸を結んでくれたようだなといつも思います。
初台、オペラシティーのバッハコンサートは、11名の方がご参加下さいます。この道がカザルスホールにつながればすごいね、環さん!


9/11/2002(水)【きものとラーメン・おそば】
きものを着ている時は、つゆ物を食べない方が良いのです。気をつけていても、つゆが飛んできものを汚すことが有ります。でもね、そう思うと無性に食べたくなるものです。「いけない!」と思うとそれがしたくなります。日月と採寸会で食事の暇も有りませんでした。それは良いのですが、きものを着ると無性につゆ物が食べたくなり、それが出来ないから、反動で今日はラーメンを食べに行きました。美味しかったです。でも味が濃いから、体に良くないのは良く分ります。食べてまた後悔です。でもきっとまたきものを着た翌日はおそばかラーメンを食べているでしょう。


9/8/2002(日)【採寸会】
大宮で採寸会を開きました。ご相談下さる方々にお会いしました。そこで色んなことが分って驚きました。
着付けを2年以上習っている方がご自分の体に合った着こなしが分らない。先生は教えないの?結論として教えないのです。私も経験しましたが、着付け教室はレベルによって知識の出し惜しみをします。ちょっとしたコツは上級に行ってから教わります。一般的な着つけ以外の体型別補正や着こなしも上級編です。
だから、「おや?」と思う着こなしをしている方が多かったです。そんなこと、外見では分らないし、ご自分も知らないことが分らない。
着付けと仕立てとお茶の先生が輪を作ってご相談をお聞きしたり、隅できものを脱いだり着たりしている私達の所に展示会を同時開催している問屋さんが来て、「採寸会って何をやっているんですか?」って興味深そうに聞かれます。
「そんなこと必要ですか?」って言われるけど、必要だと思います。 だって、これが分らないときものは上手く着れないし、楽にも着れないでしょう。それからもう一つ頭に来る事。それは半衿付け。こんなに時間がかかって現代社会に合わないものはない!と思うので、何とかしたいです。洗える絹の肌襦袢は出来ました。私が着ていますが快適です。
やはり長襦袢より肌襦袢として絹を着ることが心地良いです。


9/7/2002(土)【とんとん拍子】
不思議な出会いがまた起こりました。それはご近所の方とPTAのお母さんと音楽家と、福祉活動と自治体と芸術がが出会ってみんなが幸せになれそうな話です。昨日出会った小さなきっかけから今夜には多忙なはずのみんなが揃って食事をして、力を合わせて福祉施設を作ろうという話でした。 いやあ驚きました。とんとん拍子に話が進む不思議を今夜出会った5人の方が感じていたでしょう。子供達が安心して集える施設が本当にできることを信じています。


 

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