女将の部屋


女将の日記


11/14/2002(日)【そそのかされて】
私がなぜ千年の恋の展示会をやるようになったかって言うと、 「そそのかされて」と言う言葉がぴったりなのです。 今年初めに、偶然にある場所で出会った方、挨拶だけで名刺交換も しなかったのだけれど、再び「え〜ここで?」というような場所で再会し 問屋さんだと分り、そこの商品を扱わせていただくようになりました。 その内に、夏の初めに千年の恋の展示会をやりませんか?とご提案いただきまし た。 私は、ネットがメインだと思っているし、こんな大掛かりで催事的なものをやり たいとか出来るとは思っていないので、「いやあ〜そんな〜」って言っていたの ですが、その問屋さんと話していると「出来るかな?」「やれるかも」って思え てくるのです。おだてるのが上手い方なのです。(^_^; 迷いながらのGO!やるしかない状態の準備段階ですが、ここまでに随分色んな 事を学ばせていただきました。そそのかしは、肩を押して下さることでもあり、現状維持 からの脱却でも有ります。素敵なそそのかしの問屋さんに出会えたことに心から 感謝しています。

11/13/2002(水)【優しい言葉】
「きもの着るのに、痩せていたら駄目よ」「顔が丸いほうが、若いって。」 という、優しい言葉を鵜呑みにしていたら、「もう少し痩せよう」「顔が丸くて いや〜」という私の志はいつまでも成就しないので、少しデジタルになろうと思いました。 ネットをやっているのに、デジタルとか数値観念からどんどん遠のいていく私の 頭を、少し引っ張り戻そうと思います。 スタッフが言います。「あと5%」って。つまり5%シェープアップなんだ。 デジタルな人たちは言う事が違う!こういうシビアな言葉を受け止めて、 5%が何グラムか計算して、体重計に乗ろう!何でも生活習慣なんだから、 生活の中に組み込めば良いのよ。うん、今日は何キロ、明日は何キロ、 しっかり数字で把握しよう。 田中長野県知事が、断食道場で4、5キロ減量したという言葉に 魅力を感じるけど、だから断食道場に行こうと思う前に、数字を私の 頭と生活の中に持ち込むことが必要なんだと自分に言い聞かせています。

11/12/2002(火)【処世術】
今日は、息子の高校の3者面談でした。志望校とか模試の結果を 担任の先生と話し合って、納入金の支払い時期をしっかり把握して 下さいって言われたので、帰宅後、「調べてね」って言ったら 「今度の土日に一緒にやろう。」と言うので、「ああ、だめよ。だめ。 選挙と入試が一変にくるみたいな日なんだから」って言ったら 「お母さん、僕のたった1人のお母さんでしょう!」って、 さらりと言ってのける。。ギャフン!そう言われたら、かなわない。 単純な私が返せる言葉は、「分ったわよ。最愛の息子!」って。 してやられた〜。敵は私の何倍も処世術が上手いみたい。

11/09/2002(土)【選挙みたいね】
「じゃあ、これから行ってあげようか?」「だって、こんな仕事よ」 「いいよ、やってあげるよ」って喜美恵さんが電話の向こうで言ってお煮しめを持って、バイクに乗ってやってきたのは夜の7時過ぎ。 それから私たちは、「選挙みたいね」って言いながら、切手貼りや、案内状切り、 贈呈品の包装などを11時過ぎまでやりました。 喜美恵さんが、「これ家でやって来てあげるよ」と宿題まで持って帰ったのは 11時過ぎでした。それから郵便投函してパソコンに向かうと メールの向こうで、スタッフたちが夜遅くまで働いています。 トップページの作りかえ。デザインや技術的なこともあるけど、 使用ソフトや環境によってなかなか上手く画面表示してくれません。 私がやったら何日かかってもできないかもしれないことを 粘り強くやってくれて、早朝、トップページや「竹すがた」の ページがアップできました。 もう1人では出来ないこと、痛感しています。 みなさん、有難う。

11/08/2002(金)【息子2】
今、気になっていることの1つが、息子が小学校の頃書いた習字を 額に入れること。リビングに長い間、飾ってあったのですが、 「これは別の部屋に!」とコーディネーターの小田さんに言われたので、 2階のどこかに掛け換えをしたいのです。 四隅をピンで止めていただけなので、きちんと額装してマットも入れて 飾ろうと思います。息子が小学校6年でやっと初めていただいた金賞の 「世界の友」という文字、もう半紙は黄色く変色しています。 他の子がどんどん金賞を取るのを横目に、やっと最後の選抜?で金賞になりまし た。私は、いつも意識的に「あなたは字が上手いから」と、いい続けました。 それは父が私にしてくれたことでもあったから。どう考えても、 どう見ても上手くはない字を「お前は字が上手い。」と言い続けられると 本人も「もしかして、本当かな?」と思い始めるものです。 その後書道を習い始め、字を書くことが好きになったのは父のお陰です。 先日、息子が「お母さん、かっこ良い奴が字が下手だとがっかりするよね。」 と言っていました。早く額装しよう。

11/07/2002(木)【息子】
息子が受験生です。時々、「お母さん、今日夜空けといて!」と言われる。 受験日程や受験科目などを一緒に調べたりします。勉強内容を聞かれることは もうなくなりました。「おねえちゃん、数学教えて!」なんて言っている。 部屋の中が服や本でごったがえしていたと思ったら、今日は片づけをしています。 メリハリが利いている?母が当てにならないからしっかりはしているけど 出てくる言葉が、いつも「今日は何を食べるの?」「お金ちょうだい」なのは 何とかならないか?今日は「その服ダサいよ」と言われました。彼は水玉模様の 服がなぜか大嫌い。私が水玉模様の服を着るたびに批判されるのです。 来年の春、もし入る学校が決まったら、ちょうど入学式の頃。私はカーネギーな のですが、「我が家は、こんなもの」と彼はきっと思うでしょう。

11/06/2002(水)【桃子】
夜、懐かしい桃子から電話が有りました。一声聞いてすぐに彼女と分ります。 最後に会ったのはいつかしら?そうだ卒業何十周年かの集まりが学校で有った時 です。3,4年前かしら?卒業してこれまでの20年以上の歳月の中で2,3回 しか会ってないけど、(から?)私の中の桃子は20歳の少女そのままなのです。 同じクラブ員として、学生運動も文化祭も合宿も、少しの勉強もした青春時代の 分身です。「私、きもの着ないけど、見に行こうかな?」「そうだ!じゃあカメ とアサコにも連絡して一緒に行こうか?」って、懐かしい響きが出てくると 心はいっそく飛びにあの時代、あの場所へと向かいます。 まだ見ぬ人生の深みをこれから歩むのだと気負っていたような4年間。 物憂げに喫茶店に入って駄弁ることこそ青春とでも思っていたような時代です。 学校は今も変わらず、良くTVに出てくるけど、青春の時間を共有していたのは、 桃子達アメ研の仲間とでした。千年の恋の展示会で、青春時代の仲間と再会でき るなんて・・・嬉しいな。

11/04/2002(月)【走り回りながら】
「誰かいない?」って、またしても駆け込み寺的に友達人に連絡を 取ったりして、手伝って下さる方が増えました。
今日来てくださった方は、「私でできるかしら?」と言いながらも てきぱき、てきぱき。段々加速が付いて、4時以降は部屋の中を走り回りながら仕事を進めて下さいました。 そう言えば、小西さんも走り回っています。こんな狭い家なのに。 2山有った荷物は6時には宅配便さんがほとんど持って行って 無くなりました。私の肩の荷がすうっと軽くなりました。
よお〜し、やっと仕事ができる。人が多いってこんなに楽なのかと 思いました。

11/03/2002(日)【荒川さん】
きものde銀座で知り合った美容師の荒川さんは、多才な方で 美容院を経営しながら、日本に居ながらにしてアメリカの大学の美容学を学びま した。試験や特別講義だけアメリカに聴講に行き、4年間で卒業なさり、 今度はNPOを作ろうとするすごい女性です。
その荒川さんに誘っていただいて、3分で着られるきものの会にい行きました。 集まった方々は、ものすごくファッショナブル。 洗えるワンピースきものの色も柄も自由に誂えて、みなさんとても楽しそう。 着付け不要で洗えれば、本当にものすごく便利です。 会場となった新橋第一ホテルは、昔の面影もほとんどないしゃれたフランス風 高級ホテルに変身していました。 余り素敵だったから、私達は写真を何枚も撮りました。 その中の1枚は、もうクリスマスツリー、ああ、もうすぐ今年が終わる。
   

11/02/2002(土)【魅力的】
今日は着付けに行きました。もうすぐ展示会で袋帯を締めるので しっかりおさらいです。改良枕と手枕の両方をやってみて しっかり奇麗に決まるのは改良枕だから、こちらにすることにしました。 午後は近藤さんがいらっしゃいました。お母さまのきものや娘さんの
きものの話しなどして、「私、考え方が変わりました」と元気一杯に 帰られました。カメラの中の近藤さん、とても魅力的に笑っています。

 

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