2/22/2003(土)【ネットの呉服屋】
私にとって、ネットのお店はとても重要です。唯一のお店であると言うだけでは有りません。
そこに限りない可能性を見出しています。「ネットできものが売れるのか?」と多くの方に
言われました。現在も無理だと思っている方が多いと思います。売れるかどうか?ではなく、
やるかやらないかだと私は思います。誰かが先鞭をつけたら、その道を歩くのではなく、
人が選んでない道だからやりたいと思いました。
出来ると言う確信は初めから有ります。でも実際にはそんなに簡単に行きません。
現実の色や風合いを伝えられないという壁はとても大きく感じました。それが「出来ない」と
おっしゃる方々の理由づけでも有ります。今はデメリットをそっとしておき、メリットの
活用を喜んでいます。中国の方は、こんな商品有りませんか?と英語で問い合わせて下さいます。
海外在住の日本の方も色んなご要望を下さいます。時間や場所に関係なく、
お客様からいただくメールを今ほど嬉しく有り難く感じることは有りません。
ネットで何が出来るか?商品を通して心を伝えられたら最高だと思います。
デジタルなツールに乗せるのは、デジタルな内容ではなくアナログの世界の展開だと思うのです。
お客様たちの暖かいメールをいただいて、最高に幸せな時間を過ごさせていただいています。