女将の部屋


女将の日記


5/31/2003(土)【歌】

なぜ歌を歌いたいか?自分でも分かりません。

カラオケが上手くなりたいから・・の状態は脱出し、何か自己表現なのだと思います。

今はシャンソンで発声練習しているけれど、どうもシャンソンや演歌のような恋にからむ人間心理は歌いたくない。
演歌は、あたかも自分がそのヒロインになったような面白みがあるのだけど、歌いたいのはもっと純粋な何かなのだと今日思いました。

リサイタルを開きたいと、歌に燃えている喜美恵さんに、「私、後6年経ったら歌をやりたい」と言いました。

なぜ6年か、なぜ歌か?ただ、漠然とそう思います。


5/30/2003(金)【成功】

ビジネスチャンスという雑誌に掲載されました。有難うございます。

不況知らずの成長企業801社の成功事例満載!ですって。

電話取材いただいた時に「あっ、成功してないですから」って言ったら、「みなさん、そうおっしゃるんですよ」ですって。

講演会などでお聞きすると、みなさん、いつも何か問題を抱えています。

成功ってなんでしょうね?いつも動いている時間の中で、満足する瞬間を増やすというのは大変です。

最近一番嬉しかった瞬間は、お客様からの喜びのメール。

夜になるとみなさんからメールが送られて来ます。

きものを仕立てさせていただいたあるお客様が、届いたばかりの箱を明け、室内で撮ったきもの姿の写真をメールで送って下さいました。こんなに喜んでいます!とうきうき感が私に伝染します。

もうお1人の方からは、「喜んでいるのが分かますか?」って、携帯電話で撮ったきもの姿のスナップ写真転送。伝わります。伝わります。私もとっても嬉しいです。

選ばせていただいた八掛けの色選びが良かったですね。長じゅばんで、あんなに可愛い子供のきものができるなんて楽しい発見を有難うございます。

お客様の喜びのお顔が一番嬉しいです。


5/29/2003(木)【自分で】

昨日、日記を書いた途端に思いました。こんな文句言わないで、自分で出来る事だけやればいいのよ!って。

そうよ、人に文句言わないで、自分のやるべきことをどんどんおやりなさい!と自分に言っています。(^^;)

私の周囲の呉服関係者はみな良い人で、一所懸命なさってる。

私は、この時間の中で私が出来る事をしよう!初心に戻って、毎日1ページ作ろうかしら?


5/28/2003(水)【青色吐息】

呉服業界は、今、青色吐息です。昨年も悪いけど今年も良くない。

今日も大きな問屋さんが危ないって。

・・・・・・・・・きものは、どんどん流行に乗りつつ有ると楽観的な私は思います。

当然だろうという気もします。西洋の文化が行き渡り、新鮮味やそれ以上の何かが見付けられなくなった今、日本人のアイデンティティーでも有るきものは、目新しくいとおしく懐かしい、憧れの衣になれると思う。

だけど、物つくりの人達が1番初めに痛手を受けて、物つくりを止めてしまい、後継者も育たない。
これが一番の問題。

次に大手の商社、問屋さんも大変。経費がかかるし、何でも有って個性が無い商品販売は限界です。

きもの人口は多くなくても、潜在者数は計りしれない。

何よりも、みんなはきものを知りたい、着たいと思っている。 このギャップを埋めて行って、みんなが桃色吐息になる事が必要です。

特殊な業界の価値観を市場原理にさらして、納得でき理解できるものにしないと、日本のきもの文化は継承されないよ!
ああ、そうだ、展示会にランキングをつけようと思いました。今夜ね。


5/27/2003(火)【阿久 悠さん】

朝、珍しくドレッサーを開けてブラウスを選んでいました。最近着ないものばかり。

「着ないものは、もう捨てよう!」と思うけど、「待て!待て!」と思うものも有って、何となく当ててみていたら、

主人が「今日、出かけるの?」って。「ううん、出かけない。」

「・・・・・最近、何も買ってないだろう。」って突然言うの。

「そうよ、何も買ってない。」 「ホントに何も買ってない。買うのは食料品だけだもの。」

「だけど、面白いよ。本当に面白い。こんなに面白いこと、止められない!」 と段々声が大きくなりました。

日経新聞の私の履歴書で阿久 悠さんの話を読んでいたら、あと3倍仕事がしたいと思いました。


5/26/2003(月)【女】

昨日、なぜ私が「女」を感じたかというと、トップページの性だと分かりました。

そのトップを見ていると、女で在る事が嬉しくなる。笑って若やいで、動いている事の喜びを実感できる。

その生活を見守ってくれている両親や家族、歴史に思いをはせる。

きものは、そんな嬉しい輝かしい命の表現だと思う。 

きもの人の文字が、優しくそこに在る。 嬉しいトップページを早くご覧いただきたいものです。


5/25/2003(日)【髪】

髪が随分伸びました。肩の下20cmも有る。無意識の内に伸ばしていたみたい。今週は美容院に行かなくちゃ。

ふっと、女で良かったと思いました。男なら髪も伸ばせない。化粧も出来ない。

今まで女で良かったと思ったことはほとんど無かったです。

ずうっと男社会で生活して来て、そこでしっかり分かったことは、「この世は男社会」っていうことだった。

特にビジネス社会で男で有ることは、最低条件です。気付かない私が馬鹿ねと段々分かってくる

トップや人事に近ければ近いだけ、もろに分かるのは嬉しい事ではない。

ああ、女で良かったと思える生活をして良かった。もう暫く女を楽しみましょう。

今日のホームでのお習字は、それはそれは見事でした。

習字の大先生京子先生も来て下さって、みなさんとても喜んで書いて下さった。

後から後から参加者が増え、ちょっと涙ぐむ人も居た。充実した時間に「有難う」


5/24/2003(土)【初任給】

大学に入ったばかりの息子が今朝、言いました。

「お母さん、アルバイトで初任給もらったから、おばあちゃんに何か贈るよ。花が良いかな?」

「お母さんには何も無いよ。」と言うのに、「これ、買ってあげるよ」と花屋でお花を買ってくれました。

私は、内心メロメロで、「わあああ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・息子が花を買ってくれた!」とハートがピンクに染まりそう。

2人のおばあちゃんに贈る花を一緒に選んで、つかの間のデートでした。

娘は家で部活の合宿に出かける準備をしていて、話を聞きながら、「仲がいいね」と一言。

(うらやましいだろう!笑  貴女も男の子を産みなさい!)と思うのです。

母にとって男の子っていいものです。男の子にとって母がいいものかどうかは分かりません。(笑)


5/23/2003(金)【ラッキー】

昨日、駅に着いたら、「信号機故障が先ほど修復しました。列車がもうすぐ到着します。」
とアナウンスが聞こえ、「あれ??っ、ラッキーかも」 と思いました。

会場に着いたら、丁度私が知りたかった題目です。

今日は、KDDIから電話が有って、「法人の通話料が4割引になりました。1電話当り、〇〇円払い戻しします。」「えええっ?そんなこと有るんだ。」

「出来ました!」と、デザイナーさんからの連絡で、見たら、あっと驚くためごろう!

文句なし!のトップページが出来ました。作れる人が居るんだ(笑)

今夜は、ほろ酔い加減です。(*^m^*)


5/22/2003(木)【色が迫ってくる】

最近、立て続けに「色」がテーマのお客さまが続きました。

私に似合う色は何色?と色探しをお手伝いさせていただいたお客さまがお二人、

そして、お孫さんの振袖の長襦袢の赤の色にこだわられたおばあちゃま。

色に対する思いは、その方の経験の現われです。

こんな色を着たい=こんな色を着て、こんな生活をする人になりたい、なんですね。

そうしたら、昨夜トップページのリニューアルで一番のポイントも色の部分だと気付きました。

今日ある会合のテーマは、「ファッションコーディネート」。

不参加連絡をしたつもりなのに、電話の向うから聞こえてくる懐かしい人の声を聞いていると、行きたくなってうずうず。

仕事をほおり出して、丸の内へ向かいました。

久々の丸ビルは、「オーマイガッド!」すっかり生まれ変わっていました。

ファッションコーディネートは実は、カラーコーディネートのお話で、興味深いお話を沢山お聞きして帰りました。

奇しくも、今週のメルマガのテーマも色の事。色が私に迫って来る!


5/21/2003(水)【トップページリニューアル】

今日は書きたいことが沢山有るのです。トップページのリニューアル案が出ました。

とっても楽しみにしていたもの。 素敵!素敵!でもまだ発表出来ません。

これはきもの選びと同じだとつくずく思うのですが、自分自身を投影させることが1番大切なのです。

いかに私らしく見せるか?では、私って何?ということになります。

色のイメージは? 全体感から来るイメージは、きもの人のイメージにマッチしているの?

ふ・・・ん。私って何?はいつも出てきます。

斎藤忠光さんの「生命を癒す」を読みました。幼児期の体験が人生を支配すると、私が最近メルマガなどで

書いていることと同じことが書かれていて面白かったです。

三好さんが、「女将奮闘記」を冊子にして下さることになりました。

その話が具体化してきたら、何だかもっと補足を加えたくなりました。まったくもう、おしゃべりだなあ〜。

もうすぐ、麻小物を沢山アップ出来そうです。


5/20/2003(火)【期限】

有る方に会いたいと、そのための努力をしました。待ち伏せするほどのことはしなかったけど、やるだけのことはやった。

結果、自分で決めた期限までにご連絡いただけなくて、あきらめることになりました。
お世話になった方々、有難うございました。

きっとこの方が良かったのでしょう。待つこともたたずむ事も苦手な私は、どんどん先に進みます。

今日は、Yahooオークションに沢山出品しました。明日は、メルマガ新たに2誌作ります。
「きものde輝く!」と「きものを知りたい」です。


5/19/2003(月)【鼻の蓋】

「鼻の蓋を大きく開けてねっ」と歌の先生は言いました。ちょっと耳を疑いました。

声帯とのどの蓋の次は、鼻の蓋が開くとは、なかなか人には言えません。(^^;)
リラックスすると、その蓋は開くんですって。

段々あちこちの蓋が開いてきたお陰で、声はかなり出てきたのです。
ああ、これだ、これだ。体の奥からの叫びみたいな声です。もう少しで、「あの声」が出るでしょう。

呼吸法の対気の時に出していたあのすごい声が出たら、歌は軽々と歌えると思うんですが。

最近分かったこと、エネルギーは出せば出すほど、同等のものを吸収します。

当たり前ですよね。時々忘れちゃうけど。

先日のお気楽会で、みんなに指圧してあげたら、やっている内に私の手の温度がすごく高くなりました。

自分でも驚くほど。ああ、そうだ、出せば出すほど入ってくるのねと納得しました。


5/18/2003(日)【りそな銀行】
書きたいこと現したい事が沢山あるのに、少しも形になりません。アップしたいページは私の頭の中で埋もれていきます。どうしたら良いのだろうと思案です。システム作り、データベース化、早急にやらなきゃいけません。ふう〜。

りそな銀行が破綻して、その発表は、国の公的支援が有りますから、安心して下さいだって。預金者に対する謝罪や経営者責任はどこにあるのだろう?何か間違っているよ。そんなことしていると企業も政府も破綻するよ。物事の本質は何なんだ!と怒っています。合併してりそな銀行が出来る時に埼玉銀行が予防線を張って、埼玉りそなに成った意味が分かりました。だったら合併しなきゃいいじゃない!!


5/17/2003(土)【ネット感覚】
ネットは、見えないものを見る世界だと時々思います。メールが来る訳ではなく、何かが聞こえて来る訳でも無いのに、何かを感じるようなことが有り、それこそがネット世界の電磁波なのかもしれません。聞こえない声から最近聞こえて来るのは、すごいスピードでネットは動いているという事です。そして1番それを体感し習得しているのは、利用者の方々、つまりお客さまです。

私達サイト制作者、運営者は、人を相手にしようとするけれど、利用者・お客さまは人ではなく、オークションでのスリリングな購買行動や、情報検索やゲーム感覚を味わい、楽しみます。両者の温度差はスピード感の違いとなって現れます。お客さまが1番進んでいて、1番良くご存知だと思うのです。

ネットとは、利用者に最大の利便性が有るツールだから、それで良いのです。もっともっと便利で楽しいサイトを作って行きたいな。TRUSTeのページを作りました。


5/16/2003(金)【セミナー】
大阪で開かれたナチュラムさんのセミナーに行ってきました。強い意志と実行力の中島社長のお話は、感心して刺激をうけることばかり。会場でお会いした方々と、遅くまで話は尽きなくて、参加して良かったねとみんなで言いながら分かれました。

主催して下さるOSMCの森本会長にいつも感謝です。参加者は、布団屋さん、肉屋さん、結納屋さん、かまぼこ屋さん、テニスラケット屋さんなど、色んな業種ですが、みなさん、とても若々しくお元気で「やろう!」という意欲に満ちていて幸せそう。勉強になることが沢山有り、奈良に寄って帰りました。